C.J.クロン初昇格。いきなり5番打者。



書いていた原稿がすべて吹っ飛んで現在ショックのなか書き直しています(笑)
今日のレンジャースとの2戦目を生中継で見ることができました。逆転されながらも再度逆転する白熱の展開で勝利し、1試合残してこのシリーズ1勝1敗。昨年からの対レンジャース6連敗をリチャーズが止めてくれました。今日のリチャーズは9被安打と苦しみながらも6回を投げ3失点のQS、9奪三振はキャリアハイという素晴らしい投球でした。
レンジャースの打線は2アウトからでもしっかりセンター返し狙って点が取れるんですね。2番アンドラスが不調らしいので、そこで少し助けられたかなと。
<5月3日ハイライト>
・リチャーズ QS 9三振
・クロン デビュー、3安打
・ケンドリック4安打
とくにロースター変更から今日は驚きの連続。ニュースと共に順を追って書いていこうと思います。
(1)フリースDL入りにともない大幅なロースター変更。トッププロスペクト、C.J.クロンら昇格
まずテキサスとのシリーズ1戦目、コルビー・ルイスの速球が右手の指に当たり、フリースが15日間のDL入り。また打率1割台と不調だったJ.B.シャックもオプションでマイナーへ。そのまえに中継ぎ投手のヘレーラもマイナーに落とされていました。それに代わって昇格したのが、
・フリースの代役としてサードのルイス・ヒメネス
・外野手として呼ばれたらしいグラント・グリーン
・初昇格の1B、C.J.クロン
でした。
24歳のC.J.クロンはエンゼルス内のプロスペクトランキングで3位にランクインする唯一の長距離打者候補です。今年昇格する予定はなかったものと思われますが、野手の故障者が多いこと、DHのイバニエスが不調なこと、そしてクロン自身がOPS・971と3Aで好調だったこともあり昇格した模様。今日のデビュー戦ではいきなり5番ファーストとして出場し、先制打と、決勝点となる勝ち越しタイムリーを含む3安打の大活躍でした。ちなみにデビューで3安打放ったのはエンゼルスでは4人目。2006年のケンドリス・モラレス以来では初めてのようです。
たった1試合ですが、私が見た中では今年で1番印象に残るクリーンナップでした。とにかくプホルス、ケンドリック、クロンの中軸がつながるつながる。特にケンドリックの長打の後、ボール球のカーブをバットを折りながらレフト前へ運んだクロンの打席は興奮ものでした。最近好調だったフリースが戻ってきてもこのままの中軸で行けばいいんじゃない?と思うほど。
(2)元アスレチックスのプロスペクトが熱い
・グラント・グリーンは去年アルベルト・カヤスポとのトレードで移籍してきた26歳の2塁手です。アスレチックスで一時期プロスペクトランキング3位にランクインしていたこともある有望株です。今年はSTで結果を残すもマイナースタートでした。サードやショートでの出場経験もありますが、メジャー昇格前の5試合はレフトで出場していました。
3Aでは打率・349、OPS・900と好調。今日の試合も4打数2安打に加え、ベルトレの2ベース性の当たりをジャンピングキャッチ。本人もトラウトも驚いていたように見えました(笑)もともとポジションがケンドリックとかぶっているため、 けが人が戻ってくるまでが彼のアピールできる期間だと思います。外野でも使えることを証明すれば彼の可能性も大きく開けるかもしれないので、頑張ってほしいですね。
・コリン・カウギルも元アスレチックス。27歳。といってもドラフトはDバックスが2008年に5巡目で指名したのですが、パーカー、クック、カウギル⇔ケイヒル、ブレビンスらのトレードでOAKへ、そのあとメッツへトレード、DFAと重なりエンゼルスに流れ着きました。
守備範囲が広くスピードがある選手です。ソーシア監督が好みそう。去年まで伸び悩んでいましたが、今のところメジャーで1番打者として打率・327、OPS・921と絶好調。全力プレーが魅力的。
この2人は今年が正念場。そして今のところ非常にいいスタートダッシュを切っています。
(3)若手って大事
毎年ファームシステムで最下位近くにランクインするエンゼルスですが、今年は野手の負傷に伴い、下から若手が上がってきて、穴を埋めるという場面をよく見ています。確かに投手プロスペクトの層は薄いけど、野手のほうはトランボやカルフーンなどを輩出していることからもわかる通り、結構育てるのが上手い。
まだ30試合かそこらで今メジャーに上がっている若手の評価を全てできるわけではありませんが、去年で言えばカルフーン、今年で言えばクロンやグリーンなど、有望な若手がクリーンナップに入っているほうが、その前の状態より打線が活気づいているような気すらします。
やはりチームって選手の集団であると同時に、流動体のようなもので、新しい水を常に入れていかないとダメになってしまうのだと、素人ながらに今日改めて思いました。ベテランだけでもダメ、若手だけでもダメで、どちらも絶妙なバランスで存在することでチームとしていい味を出すのではないかと。
うろ覚えですが、今年のいつかのインタビューで、42歳のイバニエスが「若い選手と一緒にプレーしていると自分まで若返ったような気持ちになる。特に22、23、24歳の、自分の息子のような年齢の選手たちといるといつも新鮮さがある」みたいなことを言っていたのが記憶に残っています。
そういう意味で、今のエンゼルスはかなり良いバランスを保っているように思います。野手に関していえば、「だれを使えばいいか悩む」というような状況になるくらいが理想的かもしれませんね。長々と御託を並べましたが、要は、今年の若手は面白いぞ!ということです。
<他ニュース>
○プホルスがハムストリングに張りがあるためDH出場
もともとプホルス1B、クロンDHの予定が試合開始90分前に逆になったようです。明日も同じ布陣になりそう。ただ、監督曰く張りについては「心配するほどのものではない」。
○他けが人情報
・フリースは2週間ほどでの復帰を本人は望んでいるよう。ですが実際復帰までどれほどかかるかはわかりません。右手の中指を負傷していますが、走ることや片手でスイングすることには支障がない。骨に小さいひびが入ってるらしいです。開幕当初は打率1割台と絶不調でしたが、ここ13打席で6安打と当たり始めていただけに残念。
・ハミルトンが順調に回復していて、来週にはスローイングができるよう望んでいる。今は片手のみでティースイングして調整しているらしい。本人は5月12~14日あたりからマイナーの試合に出たいそうですが医者は手術後6週間より前に打撃をするのは反対しているようです。これから話しながら決めていくようですが、速く回復してくれることを願うばかりです。
・4月15日からDL入りしているカルフーンですがうまくいけば5月中旬からリハビリのプログラムを開始できそうだとのこと。ここまで回復は良好。
・デラロサはマイナーで調整中。一時88マイルだった速球が戻り始めていて、リハビリは順調。
明日はダルビッシュ対スカッグスというマッチアップなので、日本人のファンの方も多く見そうですね。シリーズ勝ち越しを祈っています!

1 個のコメント

  • フリエリは球速も1-2マイル落ちてますよね。今期は最高でも95-96マイルくらい。スプリッターのような落ちるボールでも習得しない限り、もうダメや。こちらも賞味期限切れっぽい。
    もし田沢、上原級の万全な2人がいれば、今頃貯金が二桁近くあったんじゃないかなあ。
    先発や中軸には長期の高額契約をするくせに、ブルペンは十把一絡げで、お金の使い方のバランスが悪い。これってGMの責任でしょう。ハミルトンの契約に大金を投じるより、ブルペンを充実させた方がよっぽどチーム成績は良かった(別にハミルトンを責めているワケじゃありません。一番最近の高額契約だから例に挙げただけ)。
    ブルペンをとっかえひっかえでやってる限り、「7回で僅差の試合は負けゲーム」ってチームカラー?からは脱せられないでしょう。

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