2012選手総評(投手編)



こんばんは。最近忙しさもあり、あまり元気がでませんがなあなあでやっております(笑)今回は前回の続きを。

(先発)
1,ジェレッド・ウィーバー(SP)A+
30試合登板 188・2投球回
2・81ERA 20勝5敗 142K 45BB
20HR 63R 143H
3.75FIP 4.18xFIP WAR3.0
エースとして20勝の堂々の働き。背中の負傷から復帰後は三振が減ったがカーブを多く投げ打たせて取るピッチングで勝ち星を積み重ねた。被BABIP.241と低いので、奪三振数が回復しなければ来年は成績悪化の可能性も。彼が負傷時に言った”I’m a competitor.”(「俺は競争者だ。」「だから早く治ってチームに貢献したい」と続く)は投手としての彼の気質を表していると思う。

2,C.J.ウィルソン(SP)C+
(前半A+、後半E)
33試合登板202・1投球回
3・83ERA 13勝10敗 173K 91BB
19HR 102R 181H
3.83ERA 4.04FIP 4.10xFIP
5年7750万ドルの初年度は序盤と終盤で明暗が分かれた。前半戦が2・43ERAに対して後半戦5・54ERA。オフに手術予定の肘の影響もあったか、四球率は前年比1増加の4・05。後半貢献できなかったのが痛かった。途中加入したグレインキーを除けば、先発で唯一の200イニングをクリア。コンガーに目をかけている。来季肘のほうはSTには間に合うよう。早い回復を願っています。

3,ザック・グレインキー(SP)A
34試合登板212・1投球回
3・48ERA 15勝5敗 200K 54BB
18HR 84R 200H
3.10FIP 3.22xFIP WAR5.1
(成績はMIL在籍時含む。)
途中加入のエース格にして契約延長交渉中。成績はLAA在籍時だけでなく1年間のスタッツ。移籍後は崩れることもあったが最終的には球を低めに集め、ウィーバーと並び安定した投球を披露した。契約がまとまれば5年100M以上になるのは確実視されている。契約延長に対して「僕はいつでも”open”だ。」

4,ダン・ヘイレン(SP)C
30試合登板176・2投球回
4・33ERA 12勝13敗 142K 38BB
28HR 95R 190H
4.24FIP 4.00xFIP WAR1.8
7年連続200イニングのワークホースも初(?)の故障で記録が途切れた。DLから復帰後も何回か先発を飛ばすなど、最後まで怪我の余波に苦しんだ。K/BBはチームの先発1位の3・74ながら、前年の5・82からは大幅ダウン(それでもすごいのだけど)。オフにはオプション破棄の可能性が濃いが、本人も希望している通り破棄しても2年ほどの期間で契約しなおしてもらいたいところ。

5,アービン・サンタナ(SP)E
30試合登板178投球回
5・16ERA 9勝13敗 133K 62BB
39HR 109R 165H
5.63FIP 4.48xFIP WAR-0.9
例年は「偶数年に活躍し奇数年はダメ」と言われ続けていたが、去年と今年でその傾向は真逆になってしまった。被本塁打MLB最多。WARもマイナスを計測してしまった(そりゃそうか・・)。突如1安打ピッチングをしたかと思えば、2回7失点KOなどする試合も多く最後まで安定感がなかった。新天地での汚名返上を成せるか。

6,ギャレット・リチャーズ(SP/RP)D
30試合(9先発) 71投球回
4・69ERA 4勝3敗 43K 34BB
7HR 46R 77H
4.62FIP 4.91xFIP WAR0.3
今季序盤はLAAプロスペクトランク2位にランクインしていた有望株。今季初登板はSEA戦でMLB初勝利。制球難が一番の課題。(K/BBが1・38は危険水準。そして去年のチャットウッド君を彷彿とさせる・・・)平均球速95mphのシンカーは魅力だが甘く入ればかなりの確率で打たれるのは今季で十分学んだはず。対左の被打率.321と打たれまくった。来季に期待。マロンデ、ウィリアムズと先発5番手を競争。

7,ジェローム・ウィリアムズ(SP/RP)D+
32試合登板(15先発) 137・2投球回
4・58ERA 6勝8敗 98K 35BB
17HR 73R 139H
4.15FIP 3.84xFIP WAR1.1
制球力と低めのシンカーが持ち味だが、中盤から終盤にかけて低めを狙い打たれることが多かったように思う。来季は先発が確定しておらず、リチャーズらとローテーション入りを競う。
ここからは成績の方はリンクを張っておきます。(最初からしろよというツッコミはご勘弁を。)

(リリーフ)
・ジェイソン・イズリングハウゼン(RP)C+
何と今年で40歳。前半はセットアッパーも十分務まる勢いだったが、途中で息切れ。K/9が去年の8・1から6・1へと下降したことも要因か。来季は引退の可能性が高い模様。どちらにしても今季はお疲れ様でした。

・ラトロイ・ホーキンス(RP)B
こちらも39歳の大ベテラン。前半活躍し、後半は打ちこまれた点でもイジーと似ていた。打たれて落ち込んでいた高橋をカラオケに連れて行ったり、ウォルデンに助言を与えたりするなどチームメイトに対する気遣い、面倒見が良かった。

・ケビン・ジェプセン(RP)A+
開幕当初にマイナー落ちも、フォーム改造をして臨んだ再昇格後はまるで別人のような投球。通算で4・5だった四球率が2・4とほぼ半分近くにまで改善。ぶっちゃけ一番安定感のあるリリーバーは彼だった。

・スコット・ダウンズ(RP)B+
負傷もあってか、シーズン通して去年ほどの安定感は持続できなかった。対左の被打率.190と抑え込んだ点はさすが。来季は契約最終年。左のセットアッパーとしての復活に期待。

・ジョーダン・ウォルデン(RP)C+
奪三振率11・1の高率も、与四球率4・0も相変わらず。開幕早々抑えの座をはく奪された。後半敗戦処理も多かったが好投していたのは評価できる。スライダーなど変化球のストライクが入らない点を改善するか、新球の習得を希望。

・ニック・マロンデ(RP)C+
期待の新人左腕。デビューを3球三振で抑えたり、左のKロッドと言われるなど、何かと話題になった。マイナーでは先発で、来季も場合によってはローテーション入りの可能性も高い。できれば先発で見てみたいと思わせるような投球内容だった。6イニングしか投げていないが、スタッツ的には左のKロッドならぬ左のウォルデンのような感じになっている。

・アーネスト・フリエリ(CL)A
序盤の救世主。移籍後は26試合連続無失点。後半は大事な場面でのセーブ失敗があり、制球のなさと相まって安定感には欠けた。K/9 13・36を記録するなどポテンシャルの高さを見せつけた。

・高橋尚成(RP)D
制球も悪くない。三振も取った。しかし打ちこまれるという結果に。3・79xFIPに対して5・54ERAとだいぶ差があった。途中でウェイバー公示されそのままでパイレーツへ。移籍先でも結果を残せなかったが、管理人はいまだに来季の先発を期待(笑)(しつこいとかは言わないでくださいね・・・)

・デビット・カーペンターD
左打者に対して16イニングで20被安打と打ちこまれた。球速はなく三振も取れないので制球を磨かなければ生き残るのは厳しいようにも思える。変則フォームとスライダーのコンビネーションは見ていて面白い。
一応期待のマロンデ以外は30イニング以上投げたリリーバーを載せました。気のせいか若手の評価は甘めになっていました(笑)

①ハンター、移籍について
やはり今の感じだと移籍の方向のようですね。2年18Mほどだと契約成立か、と報道されていたので、もしかするとエンゼルスが単年でのオファーをし、ハンターとの折り合いがつかなかったのかとも想像していますが。。

②イズリングハウゼン、引退:続行=7:3
引退はかなり確信しているよう。
「ただもしどこかのGMが、無謀にも俺と契約したいと言ってくれるなら、また戻ってくるかもしれない。」

③エンジェル・サンチェスとマイナー契約!
Angel Sanchez (SS)29歳
MLB7年通算89試合出場
.269AVG/.368OBP/.310SLG
元アストロズのユーティリティ内野手。ロマインらと控えの内野手枠を争うことになります。

④ラファエル・ソリアーノ(CL)、チェイス・ヘッドリー(3B)、ジョエル・ハンラハン(CL)、クリス・ペレス(CL)に興味。

○リリーフについて
昨季はリーグ最多の22の救援失敗を喫してしまったエンゼルス。オフの動向としてブルペンの補強は重要となってきます。
GMはリリーフ獲得方法について、リスクがあるため高価な買い物はしない方針だと明言しています。そのため昨季のフリエリのようにトレードでよそから獲ってくるか、安価なリリーバーをFA市場から獲得するものと思われます。(ラファエル・ソリアーノに興味という噂もありますが)
そこで提案ですが、ぜひ昨季全休のライアン・マドソンを3M程度、フランシスコ・コーデロをマイナー契約で獲ってほしい。外れても痛くはなく、どちらも抑えの経験がある実力者であると思うので。(コーデロは昨季散々でしたが・・・)

追記:FAのリリーフにしても、TORのフレイザーやPITのグリーリ、LADのチョートなど普通にめぼしい好投手も多いので、動こうと思えばいくらでもいける気はしますね。
案外FA市場は先発も豊富です(FAリスト参照)
○プホルスの3Bの可能性は
確実にないと思いますが、若手時代に経験があるようなので。昨季シーズン序盤もトランボがエラー連発している際はこの話題が出ていました。常識では同じポジションで、より実績や実力で劣る選手が普通は譲ることになるのはわかりますが、もしプホルスサードならトランボ1Bにでき、外野守備の穴も解消できます。
また、3Bのアップグレードの噂もありますが、ユーキリスを安く獲るのも一つの手かと。
・・・ということで

(来季予想)
先発
1、ウィーバー
2、ウィルソン
3、グレインキー
4、FA投手(できればヘイレンか岩隈希望)
5、リチャーズ
ロングリリーフ
・ウィリアムズ
対左
・マロンデ
ミドル
・ウォルデン
セットアップ候補
・ジェプセン
・ダウンズ
・フリエリ
クローザー
・トレード(ハンラハン・ペレス等)

昨季とそのまんまにしても予想として面白くないので、終盤息切れの目立ったフリエリに代わり抑えを務められそうな投手が入ってくるか、と予想します。あとはFAになりそうなイジー、ホーキンスあたりの穴埋めをどうするか、という感じでしょうか。噂通りハンラハンとか獲るとプロスペクト大出血しそうな気がするのでここにマドソンやブロクストン(どちらもレッズ)が来ても個人的には楽しめそうです。

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メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun