AL西地区優勝



今日の試合前の時点でエンゼルスの優勝マジックは2。マリナーズを迎えてのホーム試合ではC.J.ウィルソンが無失点7Kと好投して勝ち投手となり、さらに試合後アスレチックスがレンジャーズに負けたのでこの時点でマジック0。AL西地区の優勝が決まりました!!

優勝の瞬間と、ファンとのハイファイブ

シャンパンファイトを開始する最初のボトルを開ける役は、プホルスがやるはずでしたが、プホルス自身が「まだ経験したことのない若い選手にやってほしい」と希望し、今年ブレイクしたリードオフマン、メジャー3年目のコール・カルフーンが指名されました。本人いわく「試合に臨むよりもシャンパンファイトのほうが緊張した」らしいです(笑)

5年ぶり、9度目の地区優勝。2004年からでは6度目、そしてプホルスとC.J.ウィルソン獲得に始まるディポト体制の2011年オフ以来初のポストシーズン進出を決めました。

ちなみに残す10試合を5勝5敗以上で行くと2011年のフィリーズ以来のシーズン100勝の大台に乗ります。

今年のシーズン開幕前、エンゼルスの地区優勝を予想する声はほぼ皆無であったと言っていいと思います。実際いろいろなMLBサイトやMLB記者による優勝予想ではエンゼルスの名前をまったくと言っていいほど見ませんでした。理由は先発の整備不足や、過去のプホルス、ハミルトンといった大型FAの不振が印象として強かったためだと思われます。

そのチームが、なぜメジャー最高勝率を記録するまでの快走で優勝できたのか、簡潔にまとめてみました。

(1)ギャレット・リチャーズ、マット・シューメイカーを始めとする「期待されていなかった」投手たちの急成長

開幕前に多かったのが「ウィーバーとCJ以降の先発が弱すぎる」という声でした。
しかし、長期離脱とはなりましたが、リチャーズがそれまで13勝に防御率2・61と大躍進。まさにチームの柱の一つとも呼べるまでに成長しました。そしてマット・シューメイカー。彼は高校、大学ともにドラフトで指名すらされなかった投手でした。今年27歳の彼は、スプリングトレーニングで抜群の成績を残し、開幕のロングリリーバーとして人生初の開幕ロースターに名を連ねると、ほかの投手の故障を機に先発5番手に入り、制球力とスプリッタ―を武器に現在16勝、3・04ERAと安定感抜群の投手に。トランボとのトレードで加入したスカッグスとサンティアゴも期待を上回る出来だったと言っていいと思います。

(2)プホルスの復活、穴の少ない打線

長打のあるリードオフマンとして定着したコール・カルフーンと、現在メジャー最高打者の呼び声高いトラウトが打線に若さと活力を。去年足の負傷でシーズンを棒に振ったプホルスも、通算500号HRを記録し26本塁打、98打点。打線の核としての役割を。またハミルトン、ケンドリック、アイバー、フリースといった実力者も打線の層を厚くしました。ハミルトンは故障続きでなかなか乗り切れませんが、彼の力も必要です。ポストシーズンまでには戻ってきてほしいところ。

(3)ブルペンの一新

これが今年のディポトGMの一番の功績と言っても良いかもしれません。撃ち込まれていたフリエリをトレードし、経験のあるグリーリを獲得。オフに獲得のスミス、シーズン途中でパドレスから得たストリートは今や勝利の方程式。それに応えるように生え抜きのジェプセンやモリンも好投を続けました。
またライバルだったアスレチックスが失速したのも、優勝の一因でした。サマージャをはじめとする先発の大補強を連続で行ったものの、(それだけが原因ではないにしても)セスペデスを失った打線は絶不調に陥り、後半は負けが込むように。11ゲーム以上も離れた順位が、投打のかみ合わなさを表しています。とはいえワイルドカードではアスレチックスやマリナーズは圏内ですが。

シューメイカーが前回登板で脇腹かどこかを痛めていたのが気になりますが、今のところ1,2度の先発回避を予定しているのみなので、大事にならないことを祈っています。プレーオフまであと10試合を残すのみですが、今から楽しみでなりません。
本当におめでとう!!

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メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun