2015年オフからのLAAを振り返る。シモンズ、エスコバーの新三遊間に。



お久しぶりです。このブログ始まって以来のご無沙汰です、管理人です。

前回のエントリが15年の8月なので、半年以上経っていることになりますね。

昨年の暮れから転職し、激務が続いていたため、今までブログを更新できませんでした。チェックしていただいていた方がもしいたらすみませんでした。LAAは善戦しましたが、レンジャーズの底力、新生アストロズの爆発力に一歩及ばず。
個人的にはあっという間に時間が流れた感があり、もうMLBもスプリングトレーニングか、と思う今日この頃です。

といってもSTも始まったばかりですし、せっかくなので去年のオフからのLAAの新GMビリー・エプラー就任から現在までの流れを簡潔にまとめてみようと思います。

新GMにビリー・エプラー氏

以前はヤンキースのスカウティングディレクターやアシスタントGMを経験しており、GMに就くのは初めてのようです。実績はないので結局は昨オフからの動きを見て行くのが手っ取り早いかなと。

アンドレルトン・シモンズ獲得

(ATL)Simmons、Briceno、2・5M⇔(LAA)Newcomb、Ellis、Ayber
シモンズはブレーブスの若きショート。打撃は2012年からの4年間でOPS.666と平均以下ですが、その守備範囲と強肩は現在のMLBベストの一人と評されます。まだ26歳と若く、ブレーブスと結んだ7年5800万ドルの契約もあと5年(5300万ドル)残っていますが、交換要員の代償は非常に大きく、翌年FAのアイバーを付けた上でウチのトッププロスペクトNO.1、No.2のショーン・ニューコムとクリストファー・エリスを献上。

放出された2人の先発プロスペクト、特にニューコムは将来100マイルを投げられるかもしれない左腕でもあったのでエンゼルスで見るのを楽しみにしていました。それだけに残念ですが、先発候補だけで今年復帰するスキャッグスを含めて8人近くいて、若い投手も多いため致し方ない点もあります。ニューコムも出たためこれでLAAのファームシステムには今期中相手のレギュラークラスを獲得するトレードチップはもうないかもしれませんね。

文字通りアイバーの後釜として加入したシモンズですが、エンゼルスとしてはこのポジションでこれ以上ないといってもいい人材を獲得しているわけなので、個人的にはWIN-WINかと思います。あとは打撃面でもう少し率を上げてほしいところ。

ユネル・エスコバー獲得

(WSH)Yunel・Escober、Michael・Brady⇔(LAA)Treber・Gott
33歳のユネル・エスコバー。セカンドとサードを守れるので、どちらのポジションも手薄だったエンゼルスと、ブルペンを立て直したいナショナルズで需要、供給が合ったのでは。昨年の成績は.314/.375/.415 と好調で、今年の年俸700万ドルに来季クラブOPで700万ドル。フリースとシーズン終了後一度も交渉しなかったと報じられているので、エスコバーがサードのレギュラー確定でしょう。

もう一人の交換要員のブレイディは29歳ながら昨年2Aで3.77 ERA、8.5 K/9、0.9 BB/9.の好成績。なお3Aに昇格してからは打ち込まれています。

一方こちらが放出した23歳のトレバー・ゴットは、昨年ブルペンに不安があったエンゼルスの功労者の一人でした。MLBに昨年初昇格すると、主にスミス、ストリートの前の7回を投げ、平均96マイルの速球で47回を3.02 ERAと安定のピッチング。まだ保有期間も長く、安いことを考慮に入れずとも、ブルペンに不安が残るエンゼルスにとって彼の放出はかなりの痛手。

そして、エンゼルス古参のアイバーもチームを去ることになりました。ケンドリック、アイバーといえばエンゼルスというイメージがいまだに抜けないのは私だけでしょうか。ブレーブスでも頑張ってほしいです。今までありがとう!

クリフ・ペニントンと2年3・75Mで契約

現在31歳、ユーティリティとして堅実な守備で定評があるペニントンと2年契約。16年1・5M、17年2・25Mの年俸。さらに打席数で75万ドルのインセンティブ。去年は8年のメジャー生活のなかでワーストの打撃成績(.210/.298/.281 )に終わっていますが、メジャー通算では.248/.315/.350。 3B、SS、2Bを守れるので、シモンズ、ジアボテラ、エスコバーの控え要因としての獲得でしょう。
ここに若手のクビッツァやカワートが食い込めるかは疑問符がつきますが、シーズン途中の昇格ならばありえそうですね。

ジオバニー・ソトと1年2・8Mで契約

今年33歳、ベテランのソトとメジャー契約。昨年は.219/.301/.406 の成績。今期はカルロス・ペレスと出場機会を分け合うことになりそうです。アイアネッタは守備下手だったので、ペレスの指導役としても一役買ってほしいところです。

ダニエル・ナバ、クレイグ・ジェントリーと1年契約

ナバはレッドソックスで長らくプレーしていた32歳。年俸調停で160万ドルほどになるとの予想が出ていましたが昨季在籍したレイズがDFAしたため初FAに。昨年は .194/.315/.245 と絶不調。ジェントリーも今年32歳。過去2年は.230/.297/.273と成績を落としていますが、守備範囲は広く第4の外野手としての獲得。

CJ、スキャッグスは開幕DL濃厚

CJは昨年受けた手術の影響か、腱炎が発症し開幕は見送ることになり、復帰は4月中盤あたり。一方TJ手術からの再起を目指すスキャッグスも肘の張りのため大事をとっている状態です。再び投げるのは3月の中盤らしいです。そのため先発確定はウィーバーとリチャーズ。そして残る3枠はシューメイカー、サンティアゴ、ヒーニー、トロピアーノで競い合うことになりそうです。そのあとCJとスキャッグスはまず間違いなく先発で使うでしょうから、ここからブルペンに最低でも2人は回るのでは。

さて、小さなニュース以外をまとめると以上のような感じになりますが、今年のSTを迎えたエンゼルスについて、今の時点でエプラーGMに言いたいことが何点か。

トレバー・ゴットが抜けた穴をまったく埋められていない

・・・スミス、ストリートはいいとしてそれ以外はあてになりません。STの時点でレギュラー候補として昨季ひたすら炎上を繰り返したカム・ベドロージャンクレームして獲得したアル・アルバカーキのような球が速いだけのノーコンピッチャーが軒並み名を連ねているのは不安の一言です。サラスがセットアッパー?御冗談を・・・

本来強打者をあてがうことの多いレフトのレギュラーがなぜかいまだに未確定

・・・現在の外野手はトラウト(CF)、カルフーン(RF)、ダニエル・ナバ、ジェントリー、オルテガ、カニンガム。オルテガとカニンガムはよくて控えレベルの選手です。ということは必然的にレフトはナバかジェントリーということになりますが、それでは明らかに力不足です。こんなことならマーフィ、デヘスースのどっちかでも残せばよかったのでは。ここのポジションで小粒感が否めないのはいかがなものでしょうか。ジェイ・ブルースを3角トレードで獲得する話が破談になったという噂は以前ありましたが、それにしても一発のある打者が欲しかったところ。
このままだとまたもやカルフーンが4番に行きそうな気がします。

とはいえ先発で若くて将来性のある投手がそろっていて、内外野の守備力は上がっていると言えるかもしれませんが、打撃ではそれだけにトラウトやプホルスはいわずもがな、新加入のエスコバーに期待がかかります。

P.S.メジャー開幕に向けて、頻度は落ちるかもしれませんが更新していきたいと考えていますので、LAAファンの方あらためMLBファンの方、よろしくお願いいたします。

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メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun