マイク・トラウトが”Super Man”である7つの理由



<エンジェルス選手紹介>

マイク・トラウト

現在25歳。エンジェルス生え抜きのスーパースターです。

①走攻守全てトップクラス

2009年のMLBドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから1巡目(全体25位)に指名を受け入団。
メジャーデビューは2011年。当時19歳と11ヶ月の若さでデビューし、2007年のジャスティン・アップトン以来の快挙と報じられました。
誤解を恐れずに言うならば、マイナーリーグだけでも数え切れないほどのリーグで細分化、階層化されているメジャーで、3Aまでたどり着くのすら半端なことではありません。高校卒業後「飛び級」の10代でそれを成し遂げ、翌年には大ベテラン、不調のボビー・アブレイユを押しのけてシーズン序盤から本格的なMLBでのキャリアをスタートさせました。しかしそれも、トラウトの歩む道の序章でしかありませんでした。

コンパクトかつ圧倒的なスイングスピードで多くのファウルを粘り、四球を量産、大好物の低めの球を軽々と長打に。史上最年少となる23歳253日で100本塁打・100盗塁を達成(従来の記録はアレックス・ロドリゲスの23歳309日)。

2013年「ベースボール・アメリカ」誌実施の監督アンケートでは「もっとも足の速い選手」「もっともベースランニングのいい選手」の走塁に関する2部門でア・リーグ1位に輝き、デビュー年はHRキャッチ計4回で守備防御点でも+23を記録。
トラウトがメジャーリーグに定着して今年で6年目。

この間に
・新人王(史上初の新人での30HRー30SB)
・6年連続オールスター(今年含む)
・5年連続シルバースラッガー
・アメリカンリーグMVP2回(投票2位が2回)
・オールスターMVP2回
・盗塁王1回
・5年連続OPSリーグ3位以内。
・5年連続WARリーグ1位。
一部wiki参照

②メジャーデビューする前から比べられる選手の次元が違う。

プロスペクト時代から全米ベストの若手と評されてきました。デビュー前の有望なプロスペクトは普通「ロビンソン・カノに似ている」とか「マックス・シャーザーのような投球フォーム」のように現役のトップ選手と比べられますが、トラウトは違います。メジャーリーグに上がる前から「ミッキー・マントルにクリソツだ」と言われ続けてきました。

マントルは1931年生まれのMLB史上の大人物のようです。1960年代初めにはロジャー・マリスとのコンビでMM砲と呼ばれ、1961年にはともにベーブ・ルースのシーズン最多本塁打数60本に挑戦したスラッガーであると。(wiki参照)

③筋肉で武装していて首がない

甘いマスクでごまかされそうになりますが背筋を中心に鍛えすぎなのか首がほぼない。
首がないと言ってもバートロ・コローンとは違います。
体重106kgの筋肉の鎧で身を包み、リーグ最多の49盗塁を記録することができます。

④たまに物理的におかしいプレーをする

筆者が未だに忘れられないのが


・クリス・セールの投げるこのコースをありえない打球で満塁HR。
(イヤイヤ・・・普通に空振りコースの絶妙なアウトローでしょ・・・)
とか
・トラウトの代名詞HRキャッチなど、
攻守にわたって一人だけ物理法則を無視しているのではないかと思ってしまうようなプレーをする。

⑤カブレラのMVPに反対論争が巻き起こるほどセイバー面で優れている

2012年のカブレラは打撃において三冠王を獲得し45年ぶり、今世紀初の快挙に球界も沸きました。打撃のみで当時のカブレラとトラウトを比べるとやはりカブレラの.330AVG/44HR/139RBIは出色です。

しかし見方を変えるとOPSはカブレラ.999に対しトラウト.963、

またWARでの総合力を見るとカブレラは7.2でトラウトは10.8と大きく水をあけており、

「守備や走力の面を含めてトラウトがMVPにふさわしいのでは?」との記者の意見も。(MVP1位表は28人中22人がカブレラ、残りの6人がトラウトに投票)

二人ともア・リーグを代表するバッターですが、この論争は今後のメジャーでの評価指標(プレーオフに出ているか、見た目のインパクトがあるか等も含めて)に一石を投じた面白い事例であったことは確かです。

⑥趣味も常人離れしている

スプリングトレーニングのお休みの日に車で2時間半の間雪嵐を追いかけるストームチェイサー。
無類の気象マニアとして知られています。その情熱は気象チャンネルのJim CantoreにDMで天気について質問するほど。父の趣味だったのを子供の頃から見ていて影響されたようです。「気象マニアなんだって?」というインタビュアーの問いかけに「嵐が雹を伴い、やがてサンダーストームになったり移り変わりを見ているのが楽しいんだ」

⑦謙虚に学び続ける優等生であり優しい旦那

インタビューでも常に相手に敬意を払い、他人を貶めるような発言をせず謙遜する姿勢。まるでアメリカ版松井秀喜。
うちのユネル・エスコバーのように球審に3日に1回喧嘩を売るようなこともせず他者から学ぼうとすることを忘れない姿は、ことあるごとに同世代のブライス・ハーパーと比較され「優等生」と揶揄されています。
高校時代から付き合ってきた彼女には昨年”Will you marry me Jess?”というメッセージを空に飛行機雲で書いてプロポーズ。

今年は盗塁の際に負傷し、キャリア初の長期離脱を経験したトラウトですが、復帰後も頼れるクリーンナップとしてエンジェルスを牽引しています。エンジェルスが2014年に結んだ6年144Mの契約すら「バーゲンだったのではないか」との声も聞こえる中、彼がフランチャイズプレーヤーとしてこれからもチームの顔であってくれることを祈ります。

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メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun