イアン・キンズラー、ザック・コザート獲得。有望株マイタンも棚ボタ加入!



ブログ引越し後、初のまともな投稿です。

これまで改装作業や本業でなかなか更新できませんでしたが、今後ともよろしくお願い致します!

大谷翔平の衝撃のエンジェルス移籍以降のニュースをまとめていきます。

①大穴2Bにベテランのイアン・キンズラーをトレードで獲得

 

Ian Kinsler

大ゲンカしてテキサスを出て以降、レンジャーズ絶対◯すマンとして有名なキンズラーをトレードで補強しました。

イアン・キンズラー(2B)

2017年139試合出場  .236AVG/.313OBP/.412SLG 22HR 52RBI 14SB 2.1WAR

 

DET→LAA   イアン・キンズラー(2B)

LAA→DET  ウィルケル・ヘルナンデス(RHP)トロイ・モンゴメリー(OF)

キャリア3球団目としてエンジェルスへ。

イアン・キンズラーはテキサスの生え抜きとして8シーズンをプレーし、その後プリンス・フィルダーとのトレードでタイガースへと移籍し4シーズンプレーしていた35歳のベテラン二塁手です。

オールスター出場4度、16年にはゴールドグラブ賞を受賞した名手ですが、17年シーズンはOPSと打率で自己最低の成績に終わっていました。

キンズラーは10球団に対するトレード拒否権が契約に盛り込まれており、エンジェルスもその中に含まれていましたがキンズラー側が拒否条項を破棄、今回のトレードに繋がりました。

タイガースからの移籍というと昨年のTDL後のジャスティン・アップトンが記憶に新しいですが、今回のキンズラーがエンジェルスへの移籍を承諾したのもプライベートで仲の良いアップトンからの誘いが大きかったとのことです。また、昨年末に大谷翔平がエンジェルスに移籍しトラウトとの共演が注目されるなどセンセーショナルな話題が起こったことも要因の一つとして挙げています。

トレードの交換要員

エンジェルスからは若手の右腕と外野手が交換要員として移籍。23歳の外野手モンゴメリーは球団内プロスペクトランク20位で足と堅守がウリ、打撃でも大きな進歩をしており昨年はHigh-AとAAで.271/.358/.413。一方ランク24位、18歳の右腕ヘルナンデスは15年にマイナー入りしたベネズエランで昨年はルーキーレベルで  59 1/3 イニング投げ2.28 ERA、8.8 K/9、4.4 BB/9という好成績。95マイルのファストボールを武器に将来性のあるハードボーラーだが、コントロールに難あり。

セカンドに泣かされてきたエンジェルスでの救世主となるか

セカンドの候補はオフシーズンに入る前から何人か挙げられていて、他に有力とみられていたのはフィリーズの若手シーザー・ヘルナンデスやFAのニール・ウォーカーなど。ヘルナンデスは出塁率も高いタイプでずっとシーズン中から欲しがっていたエンジェルスですが、まだ若く保有期間も長いヘルナンデスに対するPHIの要求がかなりお高かったよう。

エンジェルスはエプラー体制に移行してからようやくやせ細ったファームシステムの補充に本腰を入れ始め、球界最高の守備の名手シモンズをドラ1ニューカム出して獲得して以降は有望株を出さずに上手く補強を続けている印象で、出血少なめでベテランを手堅く補強したという点においては今回のキンズラー獲得もその流れにあると思います。

セカンドに関して昨年はカリフォルニア出身のダニー・エスピノーザを補強し期待も高かったですが、開幕よりずっと低空飛行で途中でシアトルに放出・・・その後もクレームして獲ってきたニック・フランクリンとか生え抜きのケイレブ・カワートとか色々試しましたが全員合わせて.207AVG/.274OBP/.318SLGとMLBのセカンドポジションでワーストの数字を叩き出していました。

昨年打撃では低調といっても22HRに14盗塁を決めており、守備でも6 DRS、 6.6 UZRと安定した指標のようですので今季の完全復活に期待したいところ。

シモンズとの新二遊間が楽しみです!

②本職ショートのザック・コザートを3Bとして獲得

Zack Cozart

これはかなり意外な補強でした。

ユネル・エスコバーとの契約が昨年で切れたエンジェルス。3Bには他にバルブエナもいますが左がさっぱり打てないこともありサードの補強も模索していました。

マイク・ムスタカスは高い上にドラフトピック献上せにゃいかんのでナシ、チェイス・ヘッドリーやトッド・フレイジャーあたりがありえそうと思っていたところにレッズ一筋7年のショート、コザートを獲得。

3年3800万ドルの契約

エンジェルスにはMLBを代表する名手シモンズがショートに座っているため、サードでの獲得、しかも今年32歳と若くないとはいえ市場を考えるとリーズナブルに思える金額での契約でした。ムスタカスと契約するなら8000万ドルくらいは必要でしょう。

FA年に大活躍

ザック・コザート(SS) 2017年122試合出場.297AVG/.385OBP/.548SLG 24HR 63RBI 3SB 4.9WAR

 

キャリアではOPS.713の打者が31歳のシーズンになぜか大爆発。FAイヤーに最高の成績を残しました。今年の成績だけ見たらトラウトのような成績です(笑)四球率12.2%も優秀。

今年は流石に昨年ほどの成績は残せないと思いますが、両打に加えてショートでの好守はサードでも活きるでしょう。

エプラー体制での守備布陣が完成間近か

ピッチャーズパークのエンジェルスタジアムにおいて、就任以降に補強の柱としてアンドレトン・シモンズを獲得し、それ以降マルドナド、キンズラー、コザートと内野の守備ではMLB有数なんじゃないかという布陣に仕上げてきた印象です。

打撃においてもアップトン、トラウトの中軸に加えキンズラー、コザート、カルフーン、シモンズなどが脇を占めることができるか。プホルスが今度こそ復活するか。そして大谷翔平がDHと投手でどこまでやれるかと、今年は注目するポイントが多く楽しみです。

まだダルビッシュなど大物FAはほとんど決まっていない市場ですが、スプリングトレーニングを前にそろそろ動き出す頃でしょう。エンジェルスが先発に手を出すかは未知数ですが、おそらくはいまの若手主体のガラス投手陣に大谷を加え様子を見ることになると思います。

投手陣は今季絶望がアレックス・メイヤー。昨年勝ち頭のJC・ラミレスが肘負傷で出遅れるかというところですが、それ以外ではリチャーズ、ヒーニー、スキャッグス、シューメイカー、ブリッドウェル、トロピアーノに加え大谷がここに入ってきます。この中の3人ぐらい例に漏れずまた負傷するような気はしています。

二刀流の試行錯誤をする大谷はイニング制限が入るでしょうし、まずはエースのリチャーズが一年通して踏ん張れるかどうかが最大の焦点だと思います。加えてヒーニー、スキャッグスが本領発揮できるなら面白くなるでしょう。

③トッププロスペクトのケビン・マイタン&リヴァン・ソトと棚ぼた契約!

 

2人のプロスペクトをノーリスクで獲得

ケビン・マイタン(どこかのアイドルみたいな名前ですね)とリヴァン・ソトはベネズエラ出身の有望株。

17歳マイタンはMLB有望株ランクで39位にランクインするショートで、外国人有望株(アメリカ国籍以外)ランクでは1位。両打で優れたバットコントロールとパワーに平均的守備力を兼ね備えた選手になるという評価です。アズドゥルバル・カブレラみたいな感じでしょうか。今季は.241AVG/.290OBP/.340SLGと伸び悩みましたが将来性あり、これまでトップ100に誰1人として存在していなかったエンジェルスにとっては非常に大きな加入となります。契約金は220万ドル。現在ではエンジェルスファームシステムで大谷翔平(全米1位)に次ぎ2位にランクインしています。

同じく17歳のソトは85万ドルにて契約。マイタンほど評価は高くないですが、ショートでの守備では高評価を得ています。まだ若いこともありこれからでしょうか。現在はエンジェルスプロスペクトランクで26位にランクイン。

ブレーブスのトッププロスペクトがペナルティで契約無効に

ブレーブスが海外のアマチュア選手との間で結んだ契約に不正が発覚し、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーが2016ー17年間にATLが結んだ13選手との契約を無効とする裁定を下しました。

Braves lose Kevin Maitan, top international signings amid harsh MLB penalties

“パッケージ契約”と呼ばれるものを行い、実際に契約した額より少ない額での契約額を表向きは公表していました。これにより制限のかかる海外アマチュア選手との契約を通常許容されるより多く行えたことになります。

ブレーブスといえばMLBでも屈指のマイナー組織を有していますが、今回の不正発覚により425万ドルもの大金で契約したマイタンを始め多くのプロスペクトを放出する結果となりました。

ブレーブスさんからはシモンズも頂いているのであまり悪くいうことはできませんが、まさに「棚からぼた餅」のマイタンを大谷とペアで獲得したエプラーGMえらい。あなたにエンジェルスのマイナーは任せた!

 

改善に向かいつつあるLAAのマイナー

大谷、マイタンの獲得を始めとし、ここ数年トッププロスペクトを出さないようにやりくりしているためそろそろマイナーシステムもどんけつから上がってきているはず。

前任のディポート氏も嫌いではなかったが、彼はとにかくプロスペクトを出しましたからね・・・

プホルスやトラウトの契約があるため大規模な再建に向かう進路を取らないエンジェルスなので現在のGMの進路というか、方針を支持したい。

あとは未知数の投手陣をどうするかが課題です。

④ジム・ジョンソンを年俸負担し獲得

こちらも話題のブレーブスとのトレードになります。

 

時系列的にはマイタン獲得の前、エンジェルスが大谷獲得のためのインターナショナルボーナスプールの枠を拡大しようとしてジョンソンを獲得したという形です。

(ATL→LAA)

ジム・ジョンソン(RHP)  ➕ インターナショナルボーナス金131万ドル

2017年61登板5.56ERA 6勝3敗 9.7 K/9、 4.0 BB/9 、1.27 HR/9

(LAA→ATL)

ジャスティン・ケリー(LHP) ➕ ジョンソンの18年年俸負担450万ドル

 

34歳のジム・ジョンソンは元オリオールズのクローザー。16年にアトランタで好成績を残し2年1000万ドルで契約延長。そのうち50万ドルは契約金として支払い済みとのことで、エンジェルスは18年分の年俸450万ドルを負担することになります。

17年は打ち込まれましたが、速球の球威は94マイル前後に保っていること、奪三振率は高かった点は好材料です。16年(64 2/3イニング、3.06 ERA、9.5 K/9、 2.8 BB/9、 0.4 HR/9、ゴロ率 55%)の活躍以来の巻き返しなるか、というところでしょうか。

エンジェルスのブルペンからは縁の下の力持ちだったペティットが抜け、さらにデビッド・ヘルナンデス、バド・ノリス、元守護神ストリート、アンドリュー・ベイリーと主だったリリーフが多く抜けています。

ブレイク・パーカーくらいしか今のところ期待できそうなのがいないので、力のある救援が誰か欲しいですね。

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun