MLBで今年躍進しそうなLAA若手ランキング2018



スポナビ時代からのシリーズです。独断と偏見で今年ブレークしそうな選手をまとめています。

1, 大谷翔平(RHP) 23歳

言わずと知れた和製ベーブ・ルース。

すでに投手として2勝、一度は7回途中まで12奪三振パーフェクトを演じた。

打者としても3試合連続HRを記録するなど投打にわたる活躍でア・リーグ週間MVPを受賞。

STでは振るわなかったが、投手としてはピッチングフォームに修正を加えよりコンパクトな腕の振りになりコマンドが良くなっている。打者としてはSTでの片足を上げるバッティングスタイルからすり足打法に変えた途端タイミングが取れるようになった。コーチ陣の指導と本人の修正能力が合わさった結果が今の活躍ではないだろうか。

ただ、開幕前に肘の軽微な損傷が見つかりPHP注射を受けていたりなど健康面での懸念と、新しいメジャーの環境に加え二刀流という厳しい道を進んでいるため無理はさせないよう必要以上に首脳陣がマネジメントすることが求められる。

MLB.COMのプロスペクトランクでも1位になっているが、彼の1位に異論を挟む人はいないだろう。

2, ハイメ・バリア(RHP) 21歳

21歳のパナマ人右腕の昇格が決まった。

球団内で9位の評価を受けている有望株で、マイナー通算1.5BB/9と制球力に優れチェンジアップも平均以上との評価。

昨年まで30球団中最低とも言われたファームシステムをエプラーGMが再建する中でさえ、メジャーの舞台まで時間を要する選手が多い。予想より早かったが案の定先発陣に故障者が続出する中、彼の昇格は明るい話題だ。

フライボールピッチャーなので長打礼賛の今のメジャーの流れの中でどれだけ対応力を発揮できるか注目したい。

一度目の先発後に中継ぎの枠を確保するためオプションされる可能性もあるが、経験を積んでぜひメジャーに定着して欲しい選手の1人だ。先発4〜5番手との評価だが、それ以上のポテンシャルはあると思っている。

3, ケイナン・ミドルトン(RHP) 23歳

クローザーのポテンシャルを秘める100マイルリリーバー。去年は定まらない制球から不用意にストレートを置きにいってHRを打たれる場面が目立ちましたが、今年は相対的に甘い球が少なく本来の打者をねじ伏せるスタイルが機能しているように思います。

ソーシア監督はハードボーラーを終盤に使うことを好むので、このままべドロージャン、パーカーの調子が上がらないようであれば勝ちパターンで使われていく可能性が高いです。

4, ノエ・ラミレス(RHP) 28歳

彼はプロスペクト(有望株)ではなく、一度レッドソックスからDFAされたのをエンジェルスがウェーバーを経て取ってきた拾い物という形です。しかしまだ28歳と若く、レッドソックスで芽が出ずに打ち込まれマイナーに落とされた時の成績と異なり、その後の3Aでの投球は見違えるものでした。

なぜDFAされたのかはわかりませんがメジャーでの当番の機会がほとんどなく移籍し、エンジェルスで昨年セプテンバーコールアップされメジャーのマウンドに立ちました。

黒髪の長髪がトレードマークで、サイドに近い位置から速球、チェンジアップをテンポよく投げ込みます。このチェンジアップが曲者で独特の変化をします。制球はあまりよくないようですが奪三振能力が高いことと他にない変化球を持っているため上手くハマればブルペンで活躍すると思います。

べドロージャン、パーカーが揃って振るわないため、ミドルトンと並んで今年の中継ぎのキーマンになるかもしれません。

 

5,ニック・トロピアーノ(RHP) 27歳

以前はアストロズのプロスペクトでした。こちらのハンク・コンガーとの交換でカルロス・ペレスと共にアストロズから移籍。

制球力の良さと決め球のチェンジアップが評価されており、移籍後間も無く頭角を現しましたがTJ手術にてシャットアウト。今年はその復帰年として正念場でもあります。

球威がない投手はメジャーですぐに先発4〜5番手の烙印を押されますが、こちらもバリアと並んでクレバーな投球ができるようで将来性が高いと予想します。最も16年のメジャーでは四球をかなり多く出し苦しんだ面があるので、ここをどう修正していくかが課題でもあります。

ラミレスとシューメイカーが抜けた今、開幕マイナーだったトロピアーノが約二年ぶりのメジャーでの初フルシーズンで自身を証明する準備は整いました。

6, ルーク・バード(RHP) 27歳

レッドソックスで守護神を務めていたダニエル・バードの弟。

ツインズより昨年のルール5ドラフトにてエンジェルスへ移籍。今年の開幕ロースターに入らなければツインズへお返しとなるところでしたがSTでの好投を経て見事に開幕メジャー入り。

その後もコントロールはイマイチですがランナーを返さない投球を続けています。三振が取れるのが魅力。

7, パーカー・ブリッドウェル(RHP) 25歳

昨年は120イニングで3.64ERA、10勝とイニングを投げられない先発陣の中でJC・ラミレスとともに好投した右腕。

オリオールズからキャッシュで移籍した拾い物だったが嬉しい誤算でエンジェルス先発陣の救世主の1人だった。

三振が取れなかったりとFIPが芳しくなかったので今年の成績を不安視する声もあった。今年のメジャー初先発ではコールアップされた後2回持たず3被弾KOと厳しい幕開けとなったが、修正能力も高いものがあると思うので次の機会はまた必ずやってくるでしょう。

昨年並みとまではいかずとも先発として5番手の働きを期待したい。

8, カム・ベドロージャン(RHP) 26歳

エンジェルス生え抜きのリリーバーで父もメジャーリーグで守護神をしていたサラブレッド。

16年に40イニングで1.12ERA、1.091WHIPと大ブレークしたかに思えたが昨年は打ち込まれることもあり成績が降下し、信頼のおけるピッチングとは言い難かった。

雪辱もあり望んでいる今シーズンと思うが今年から球速が低下しており、平均球速が昨年の96マイルから93マイルになった。昨年痛めた鼠蹊部の怪我の影響で下半身の弱さ、メカニクスが原因と本人は分析している。

今年が正念場である。

9,ジェフリー・マーテ(1B/3B) 26歳

エンジェルス生え抜きのフリースウィンガーで16年には15本塁打の実績があるがその後は鳴かず飛ばず。

今年はキンズラーの負傷もあり機会に恵まれ、そして今までと違いそのチャンスを生かす活躍を続けています。マイナーにはナ・リーグ元HR王のカーターも控える中、サードとしてのメリットを活用し生き残れるか。

パワーは当たれば一級品。

10, ケイレブ・コーワート(3B) 23歳

元エンジェルスナンバー1プロスペクト。

両打、強肩、堅守と備えるが肝心の打撃が原因でメジャーに定着できず、ユーティリティとしての活路も模索している。

ポテンシャルはあるはずなので、まずは出場機会を得て、そこから信頼を得ていく他ない。

 

 

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メジャーリーグLAA情報をまとめます。今年は大谷翔平、コザート、キンズラーも加入しポストシーズンへ行けるか。スポナビにて同ブログを運営していましたが閉鎖のため引っ越しました。仕事で海外出張が多いので更新頻度はまちまちですがよろしくです。好きな選手はWeaver(引退),Trout,Richards,Simmons,Calhoun